現場名:佐伯私立Y小学校
現場住所:大分県佐伯市
工事内容:家具工事(図書室 / カウンター / 床置書架 / 絵本架 / 壁面書架 / 新着所展示架 / 椅子)
素材:カバ桜練付合板 / シナ合板 / カバ桜集成材
仕様:平湯モデル家具同素材 ※可動棚
ご要望:平湯モデル図書館家具と同素材で、棚板は可動棚でおねがいします。(学校より)
ただし、シルエットはそのままに、可動棚にしたいとのご相談だったので、
施工日数:4人×2日
【施工風景】
今回のこの図書館、可動棚がいいとの学校の先生からの強い要望で、床置書架や壁面書架等が可動棚板になっています。
平湯モデルは固定棚にこだわりがる商品ですので、こちらの学校図書館は、平湯モデルではありません。
が、同素材で仕上げてほしいということで大分の業者様よりお請けしました。
可動棚の棚といっても、棚板よりが側板の奥行きが狭いので、通常のような棚受けでは、不安定で危ないです。
今回、棚板が仕切り(側)板よりも出てるデザインにできたのは、この棚板に秘密があるからです
初めての試みだったので、コツをつかむまで少し戸惑いましたが、
棚受けが見えない分、少しスマートです。
抜き差しを何度もすると、小口が傷んでくると思いますが、1度棚の位置を決めてしまうと、頻繁に変えることはないので、
安定感のあるつくりにしたく、このタイプに落ち着きました。
その他、壁面高書架と、床置中書架、窓下書架はこのタイプで製作しました。
壁面に取り付ける場合、コンセントなどはよけて設置してもらえるのですが、当初では使えなくなってかまわないということでしたので、そのまま取り付けていたのですが、
急遽、配線を生かすということになり、背板に穴をあけました。使いづらそうで残念です。
カウンターはこちらです。
このカウンター下の収納棚も、特注デザインです。キャスターなしの、オープン棚です。
梅雨時期の工事ということで、作業が少し押し気味だったらしく、私たちが施工できるように、縁甲板だけ急いで工事していただきました
なので、畳はまだです。